科学教育と地域貢献 (上ほど新しい)

[News]
2022- 長引くコロナ禍の中、新しい展開へ向け構想中。
     コロナ禍のトンネルの中もがいているが、なんとか体験型教育の研究を復活させたい。
     体験型の科学学習の中にある大切な何かを失わないために。

     アルバート・アインシュタインは、4-5歳の時、父親から、誰も触れていないのに
     電流によって動く方位磁石を見せられ、科学に興味を抱いたそうである。
     見えない力を目の当たりにすると心が動く。体験すること、それは科学の醍醐味。

     
     本校内で夢中で実験する中学生。この能力を伸ばしたい。

2020- 新型コロナ感染拡大により「楽しもう!マイクロ科学館」は中止しています。
2014-18 地域向け体験型科学教育研究で科学研究費補助金課題番号26350253が採択されました。
2013 地域向け体験型科学教育活動で科学技術振興機構JST課題番号250100が採択されました。
2009-11 環境に関する体験型教育で科学研究費補助金課題番号21500889が採択されました。
2009 国立高専機構理事長奨励賞を受賞しました。
2009 一関高専 Teacher of the Year 2008 受賞しました。
2008 私たちのプロジェクトが電気新聞エネルギー教育賞奨励賞を受賞しました。
2007 一関ケーブルテレビで放送されました。
2007 化学工学会一関セミナーで招待講演を行いました。一関市と「親子セミナー」を実施しました。
2007 公開講座を行いました。
2006 外部評価で連携授業が高く評価されました。ランチタイム・エコセミナーを開始しました。
2005 環境に関する連携授業を開始しました。

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2013-2019 地域向け科学教育プロジェクト 「楽しもう!マイクロ科学館」

※ この教育活動は一関高専の教育研究、地域貢献の一環として行っています。
  
JSPS科学研究費補助金 26350253 の助成を受けたものです。
  JST科学技術コミュニケーション推進事業機関活動支援 250100 の助成を受けました。

   科学教育活動、教育研究、地域貢献の一環として開く
   小さな科学館(マイクロ科学館)です。(2019まで毎年開いていました。)
   誰でも自由に装置に触り、実験し、科学を楽しめるイベントです。


2020: 新型コロナ感染拡大のため中止。
2019: 9月に2日間マイクロ科学館を開催しました。
2018: 11月に2日間マイクロ科学館を実施しました。
2017: 10月に2日間マイクロ科学館を開催しました。
2016: 11月に2日間マイクロ科学館を実施しました。
2015: 8月、11月に2日間マイクロ科学館を開催しました。

「マイクロ科学館」とは・・・
   科学を楽しむための簡単な実験装置や科学おもちゃが いくつか
   置かれた、「小さな科学館」のような場所です。 実験装置や
   おもちゃに自由にさわり科学的な体験を楽しめます。各装置には
   サイエンス・ガイド(お兄さんお姉さん)がついて説明してくれますので
   内容もよくわかります。クイズもありますので、ぜひ、挑戦してみてください。

内容: (1)飛ばせビー玉! 遊んで見つける運動の法則、
(2)光を曲げろ! 
遊びながら学ぶ光の科学、(3)見つけ出せ、数学の法則! 遊びながら学ぶ楽しい数学、
(4)科学おもちゃを楽しもう! 科学の不思議な世界


  

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2005-2019 学内教育プロジェクト 「連携授業」


以下のような目的で、理系から文系までさまざまな分野を横断的に連携させて行う
新しい形での授業の取り組み(=連携授業)を開始しました。
(新型コロナ感染拡大防止のため全クラス一斉授業不可のため2021より中止しました。)

目的: 近年、様々な学校種で環境教育に関する取り組みが行われている。
高校では「環境学習」の時間が設けられ、 多くの大学・高専では「環境工学」「技術者倫理」などの
科目を設けて環境教育を試みている。 しかし、単一科目による教育によって総合的な広い視野を
持つ学生を育てることが可能だろうか。 また、受身型の授業だけで自ら考え自ら積極的に行動する
心を育てられるだろうか。 地球環境問題やエネルギー問題といった地球規模の問題に本気で
立ち向かう技術者を育てるためには、 もっと違う形の授業が必要ではないだろうか。基礎科目の
教員を中心に、このような議論が交わされるようになった事が、 本活動のきっかけとなっている。
一関高専では、平成17年度より豊かな創造力と広い視野、 自ら行動する積極性を持った学生を
育成するための新しい試みとして「環境をテーマとした連携授業」をスタートさせた。

ある年度の実施例:
導 入:環境を考える
物 理:エネルギーと環境
数 学:環境と生物個体数の変化
地 理:地球温暖化と世界
倫 理:環境問題と倫理
国 語:自然の二つの顔 ―日本にて―
英 語:Global Warming Deforestation
まとめ:私達の未来

連携授業の最後に学生と教員による「環境に関する討論会」を開催することもあります。
地球環境問題・エネルギー問題に関する様々な意見が出されました。


 

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2006-2009 学内教育プロジェクト 「ランチタイム・セミナー」


H18-H21にランチタイム・セミナーを開催しました。ランチタイム・エコセミナーは
昼休みに(不定期で)行うサイエンス・セミナーで、教員も学生も職員も誰でも
参加可能な気軽なセミナーです。学生も多数参加してくれました。
ランチタイム・セミナーの目的は、@環境科学を含め広く先端科学技術に関連する
ことをテーマとした講演を行うことにより研究や教育を促進すること、Aあまり知る
機会のない他分野の教員の研究などを知る機会を提供し、学科間交流や共同研究を
促すこと、B学生に対しセミナーに参加する機会を作ることなどです。

今までに行ったランチタイム・セミナー発表タイトルの例 (全てではありません。)

「地球環境と宇宙科学の夢 -人類は宇宙へ進出できるか-」
「オーストラリアの自然環境と自然エネルギー利用」
「松江高専環境会議に参加して」
「地球温暖化の仕組みと予測」
「バイオマス燃料に関する研究の紹介」
「流氷からのメッセージ -冷たい海 オホーツク海からのメタン放出-」
「農業革命、産業革命、そして持続可能性革命
 −技術者、科学者がこれから取り組むべき最大の課題は?−
「岩手県河川水質の現状  −環境情報解析−」
「地理資料から考える地球環境」など


 

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2007-2008 地域教育プロジェクト 「親子セミナー」


H19-H21に親子セミナーを開催しました。親子エコセミナーは
地域の小中学生親子向けに一関市と共同で開いた環境セミナーです。
テーマは「地球温暖化」です。簡単な実験を通して環境問題について
理解できるようにわかりやすい説明の体験型のセミナーを行いました。
地域の小中学生が科学に触れる機会を作ることができました。


 




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